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助産師の転職理由と看護師コールセンターの求人

助産師は看護師と同じくらい離職率が高い職業といわれています。年間の離職率は11~12パーセント程度といわれており、10人に1人の割合で職場を離れていることになります。長年助産師として働いていれば一度は転職を経験することになる、といってもよいでしょう。

なぜ助産師の離職率が高いのでしょうか。これは転職理由にも直接結びついてきます。まず考えられるのは厳しい就業環境。ある意味助産師は看護師以上に忙しい仕事です。何しろ出産はいつ生じるかわからない状況が当たり前だからです。深夜に急に産気づくこともありますから夜勤は当然、さらには出産の際に人手不足だった場合は急に呼び出される分娩待機もあります。極端な話、仕事を離れても心からくつろげる環境にない状況といってもよいわけです。これは勤務する助産師の人員とも関わってくるものです。慢性的な人手不足の状況で運営されている産婦人科ほど助産師ひとりひとりの負担が重くなる。この点は看護師の人手不足とまったく同じです。転職理由でも就業環境の厳しさを挙げるケースが非常に多いのです。

それから家庭環境の変化も大きな転職理由です。女性が担い手になる職業のため、結婚・出産による離職も少なくありません。上述したように、忙しい就業環境に晒されているため、フルタイムで働きながら家庭生活を両立させることが難しい面もあるのです。結婚・出産を転職理由にした場合、前の職場への不満を書く必要がないため、やりやすい、という面もあります。また、日勤のみにしたい、できるだけ楽なシフトで働きたい場合には具体的な家庭の状況を並べてアピールするのも転職の際のひとつのテクニックとなっています。

助産師の転職理由としては世代による賃金・待遇の格差も大きな問題となっています。近年助産師は長くキャリアを重ねてきた中堅・高年齢層と若年層の間の給料の格差が拡大している傾向が見られます。経営状況の悪化などで人件費の切り詰めを行った結果、そのしわ寄せが若年層にもたらされることも多いのです。その結果、キャリアを積む余裕もなく若年層が次々と辞めていってしまう問題も起こっているのです。給料への不満は転職理由としてはあまりよいものではありませんが、正当な評価を得られなかった、働くモチベーションを与えられなかった、という表現で転職理由にするケースも見られるのです。

このように、助産師の転職理由にはこの仕事ならではの事情が垣間見られます。実際に転職の際には求人先の担当者を納得させ、転職への意欲を伝えられるような表現をうまく工夫することが転職理由を決める際のポイントとなるでしょう。あと余談ですが看護師がコールセンターの求人を探す時に役立つコラムを見つけました。併せてご参考ください。

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2013年02月25日 11:11に投稿されたエントリーのページです。

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